皆さんおはようございます。今年度も早くて4か月が過ぎようとしています。三年生はあと8か月後には一中を卒業し、自分の進路に向かって歩み始めます。一、二年生も新入生を迎え、先輩として一中をけん引していく立場になります。そんな皆さんと、今日は少し未来のことを考えてみましょう。
皆さんは10年後に何をしているでしょう。「プロのスポーツ選手」「医者」「弁護士」「警察官」、他にも様々な仕事があり、みなさんはあと10年もすれば社会に出て働いているかもしれません。社会に出ても、自分を生かし、自分らしく生き、社会に貢献することができれば、幸せと感じるのではないでしょうか。
しかし、社会で生きていくためには、責任が生じます。本校の校是にも「自由の快翼を張り 責任の重荷を負う」という、安倍能成氏の言葉があります。私たちは人間ですから、一生懸命に取り組んでいても、様々なミスをすることがあります。その時、「○○のせいで失敗しました」という言い訳は簡単にできます。ただ、「○○のせいで」という言葉は、自分の責任ではないという気持ちが表れています。つまり、責任を負わないということです。
反対に、うまくいった時に自分をほめることは自信にもつながり、一概に悪いことではありません。しかし、そこで考えてほしいことは、その成功は自分一人の力ではなく、様々な人の支えや協力によってできたことが多いことに気づき、謙虚に「おかげさまで」という感謝の気持ちを持つことも大切です。
思いやりや心遣いは、目に見えるものではないですが、相手の立場で考え、必要な時に無意識にそっと手を差し伸べられるような人になることが大切です。これから皆さんは、日常生活の中で他者を大切に思い、「おかげさまで」という謙虚さと、素直な感性で一瞬のすばらしさを感じ取ってほしいと思います。








